冬虫夏草で認知症を予防するなら養蚕イノベーションのバイオコクーン研究所
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首藤社長のご挨拶

桑、カイコ、繭、サナギ、カイコ冬虫夏草        すべての科学で裏付けされた機能性を持たせ、有効活用することにより 地域の人の健康にも、生計・暮らしにも貢献します。

 バイオコクーン研究所  社長の首藤です。
当社は、2016年創業の大学発ベンチャー企業です。
 バイオコクーン研究所の鈴木フェローは、岩手大学農学部応用昆虫学室時代、昆虫バイオテクノロジー分野の専門家として、桑から、カイコ、繭、サナギ、カイコ冬虫夏草に至るまでの養蚕資源に関する共同研究や事業支援を通じて地域企業とのネットワークを構築してきました。 そのネットワークで、2016年に福島県棚倉町でカイコ冬虫夏草の生産事業を展開していた東白農産企業組合と杉木研究室が融合し、大学発ベンチャー企業として当研究所が株式会社化されました。以来、当研究所は、養蚕資源を従来の絹糸という繊維型から、それに由来する生産物の機能性研究を基盤としたケミカルライフサイエンス分野での非繊維型へと転換する「養蚕イノベーション®」を提唱しています。
 従来の繊維型養蚕産業は、繭だけが生糸の原料として用いられ、その他は廃棄されていました。
 これに対して、当研究所が取り組んでいる非繊維型養蚕産業は、桑、カイコ、繭、サナギに機能性を持たせて、すべてを有効活用することを目指しています。その一つは、質の高いサナギを培地に国産の冬虫夏草菌を特殊環境下で厳格な管理のもと培養育成した、カイコ冬虫夏草の研究です。例えば、カイコ冬虫夏草に由来する成分の健康効果を解き明かし、アルツハイマー型認知症患者者の脳機能の向上につながる可能性が示唆されている海馬組織の傷を修復させる因子など、生物に作用する物質の探索と分析、その安全性に評価を行っています。
 さらに、生糸としてしか使えなかった繭から独自の分離方法を用いて「セリシン」と「フィブロイン」という2種類のタンパク質を抽出し、化粧品への応用、抗認知症やアンチエイジング機能の追求でもニーズを捉えた独自性を発揮しています。ひとの健康寿命を延ばすこと、医療費削減に繋げること、さらには桑や養蚕農家の復活による地域創生を目指しています。

代表取締役社長 首藤 拓也
 20世紀のわが国の養蚕の科学技術は世界に誇れるもので、1930年代の遺伝子研究ではノーベル生理学医学賞レベルもあり、産業としては輸出額の約50%が生糸でした。
 当時カイコの食餌となる桑の畑は、「岩手軽便鉄道の一月」(1927年集に発表)に、---桑の木モンスランダー鏡を---と表現されています(宮沢賢治詩集、天沢退二郎編、新潮文庫、1991)。このモンスランダーは、クワ科クワ属のMorus(種の1つ、Morus alba)から由来すると説明されています。1930年頃の養蚕農家は230万戸の最盛期から、今日では300戸以下まで減少しています。
 100年前に日本の経済と科学技術を支えていた養蚕がこのまま生業として消滅する方向と、その流れを食い止めて新たな産業と科学技術に転換することが考えられます。岩手大学発ベンチャーの(株)バイオコクーン研究所は、果敢に後者の方向に舵を切りました。すなわち、「養蚕イノベーション®」を旗印にして、これまで5千年以上続いている養蚕が生糸生産を目的にしていたものから、非繊維型養蚕の方向でスタートしました。
 カイコが桑を食べて成長し生糸を吐いて繭を生産し、生糸から繊維にするこれまでの生業とは異なり、スマート養蚕を導入しながら、桑も蛹も生糸も全てヒトのための食品として活用します。この食品とは高齢化社会の医療費削減を目指した医薬品を超える健康食品であり、そのためのケミカルライフサイエンス事業の根幹となる科学技術で社会的使命を果たします。
※『養蚕イノベーション®』は、バイオコクーン研究所の登録商標です(登録番号第6244652号)。 
代表取締役フェロー 鈴木 幸一