<div class="content"> <p> <h2 class="wp-block-heading">北上市更木地区にある当ファームの養蚕施設では「人と環境に負荷をかけない養蚕」を実践しています。体的な技術事例を５つ紹介します。</h2> <h3>使いやすい桑園造成</h3> <p>養蚕作業の2分の一を占める桑園作業労力の軽減は大変重要です。</p> <p>しかし耕耘や除草は機械で行うことができますが、桑を収穫後、トラックに積み込む作業はいまだ人力に頼っている状況です。実は桑の枝を切る作業はそれほど大変ではありません。剪定はさみ（電気式もあります）で切って、重さを利用して一か所に置き、束ねる。しかしそれを狭い畝間を歩いてトラックまで運搬するのが大変です。ここは多少植え付け 本数を減らしてでも畝間を広くして奥までトラックが入ることができる桑園をつくり、直接トラックに積み込めるようにすると過重な搬出作業が軽減化できます。</p> <figure class="wp-block-image size-large"><img alt="" class="alignnone wp-image-163 size-full" decoding="async" fetchpriority="high" height="1598" sizes="(max-width: 2560px) 100vw, 2560px" src="/news/news_file/file/202012090001_1.jpg" srcset="/news/news_file/file/202012090001_1.jpg" width="2560"/></figure> <h3>作業負荷を軽減する機械利用</h3> <p>春発芽前に前年の枝を切って桑の株を整えることを春切と言い、枝の太さが２cmを超えることもしばしばあります。こうなると男の握力でも剪定はさみで切るのは難しく、無理をすれば手の筋肉を傷めてしまいます。かといってのこぎりで切るのも効率が悪く疲れます。枝の配置によっては不自然な姿勢ではさみを使うと疲れが倍増します。こんな時に電気剪定ばさみが抜群の力を発揮します。弁当箱ほどの電池を背負いボタンを押せば面白いように枝が切れます。一度充電すれば２日くらいは十分に使えるので採桑作業の強い味方です。</p> <figure class="wp-block-image size-large"><img alt="" class="wp-image-164" decoding="async" height="835" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" src="/news/news_file/file/202012090001_2.jpg" srcset="/news/news_file/file/202012090001_2.jpg" width="1024"/></figure> <h3>安全な飼育環境</h3> <p>蚕室（蚕を飼育する建物）・蚕具（飼育に使用する道具）の消毒には長くホルマリンが使われてきました。防毒マスクを装着してのホルマリン液の散布はきつい作業であり、人への刺激も強く有毒です。その後、ホルマリンをガス化して無人状態で噴霧する技術が開発されましたが、現在はホルマリンそのものの使用が規制される状況となっています。当ファームではホルマリンを使わず、それに代わる安全な防疫対策を採用しています。</p> <h3>ITの活用</h3> <p>蚕は繊細な生き物で、常に餌や飼育環境を管理する必要があります。当農場では、インターネット経由の無人カメラ・温湿度計を使い、離れた場所から常に飼育環境をモニタし、桑の加減や温湿度を調整することができます。</p> <h3>資源循環</h3> <p>これまで枝などの飼育残渣は、束ねて蚕室の外に運び出し焼却等により処理されてきました。中腰での桑枝の結束作業は作業者への負荷が大きく、また結束した枝は取り扱いが不便で作業効率化のネックの一つです。しかし桑枝は有用な資源であり、当ファームでは、その場でチッパーを使って9mm以下に細断しフレコンに詰め込み、機械で搬出し桑園に還元することにしました。</p> <figure class="wp-block-image size-large"><img alt="" class="wp-image-165" decoding="async" src="/news/news_file/file/202012090001_3.jpg"/></figure> <p>これらを実践することで、新規参入養蚕農家の育成と支援を行っています</p> </p> <!-- <div class="sample-box"> <h2>カイコ冬虫夏草の紹介</h2> <button>ボタン</button> <a href="">テキストリンク</a> <table> <tr> <th>テーブル１</th> <td>テーブル１</td> </tr> <tr> <th>テーブル１テーブル１</th> <td>テーブル１</td> </tr> <tr> <th>テーブル１</th> <td>テーブル１テーブル１テーブル１テーブル１テーブル１</td> </tr> </table> </div> --> </div>

<div class="content"> <p><h2><strong>どこに生息しているの？</strong></h2> <p>当社がこだわる“ハナサナギタケ”について、今回は生息している場所について紹介いたします。</p> <p>冬虫夏草は秘境にありそうなイメージですが、決して深山幽谷に行かなければ見ることができないということでもなく、湿度の保たれやすい渓流沿いの遊歩道や里山、場合によっては都市部の公園の中でさえ見つけることができます。</p> <p>「キノコ狩りは秋のもの」というイメージがありますが、冬虫夏草に関しては梅雨から夏にかけての時期が最適です。これは個人的な見解ですが、ハナサナギタケの宿主である蛾（が）は4月頃に卵から孵化し、幼虫になり７～８月に成虫になります。</p> <p>つまりハナサナギタケは６月頃に幼虫に寄生した後、湿度の高い梅雨時期に菌糸を成長させ、梅雨が明けて晴れが続き、気温が上昇して乾燥しだしたころに子孫を残すため子実体を地上に伸ばし、胞子を放出するのではないかと推測しています。私たちは、その地上に出た子実体でなければ発見することはできません。</p> </p> <!-- <div class="sample-box"> <h2>カイコ冬虫夏草の紹介</h2> <button>ボタン</button> <a href="">テキストリンク</a> <table> <tr> <th>テーブル１</th> <td>テーブル１</td> </tr> <tr> <th>テーブル１テーブル１</th> <td>テーブル１</td> </tr> <tr> <th>テーブル１</th> <td>テーブル１テーブル１テーブル１テーブル１テーブル１</td> </tr> </table> </div> --> </div>