冬虫夏草で認知症を予防するなら養蚕イノベーションのバイオコクーン研究所
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[2020.01.28]

カイコ冬虫夏草のススメ②

どこに生息しているの?

当社がこだわる“ハナサナギタケ”について、今回は生息している場所について紹介いたします。

冬虫夏草は秘境にありそうなイメージですが、決して深山幽谷に行かなければ見ることができないということでもなく、湿度の保たれやすい渓流沿いの遊歩道や里山、場合によっては都市部の公園の中でさえ見つけることができます。

「キノコ狩りは秋のもの」というイメージがありますが、冬虫夏草に関しては梅雨から夏にかけての時期が最適です。これは個人的な見解ですが、ハナサナギタケの宿主である蛾(が)は4月頃に卵から孵化し、幼虫になり7~8月に成虫になります。

つまりハナサナギタケは6月頃に幼虫に寄生した後、湿度の高い梅雨時期に菌糸を成長させ、梅雨が明けて晴れが続き、気温が上昇して乾燥しだしたころに子孫を残すため子実体を地上に伸ばし、胞子を放出するのではないかと推測しています。私たちは、その地上に出た子実体でなければ発見することはできません。