冬虫夏草で認知症を予防するなら養蚕イノベーションのバイオコクーン研究所
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[2020.12.09]

我々の目指す養蚕イノベーション🄬

ケミカルライフサイエンス分野で養蚕イノベーション🄬の実践

1803年(享和3年)刊行の『養蚕秘録』(上垣守国著)は、わが国の技術輸出の第一号といわれています。それは、極東の養蚕書が幕末にフランスにわたり養蚕事業に貢献していたという歴史的な経緯が明らかにされているからです(竹田敏著、『幕末に海を渡った養蚕書』、東海大学出版部、2016、写真左)。 また、1934年に刊行された『長野県蚕業試験場報告26~28号』(写真右)には、松本季美博士による「家蚕の消化液及び体液におけるアミラーゼ作用に関する遺伝学的並びに生理的な研究」の論文が掲載されています。これは、世界に先駆けて「一遺伝子・一酵素説」を発表した論文です。しかし1941年に、アカパンカビを研究材料とした「アカパンカビの生化学的反応による遺伝子制御」を米国科学アカデミー紀要に発表したビードル博士とテータム博士は、一遺伝子・一酵素説により1958年にノーベル医学生理学賞を受賞しています。なぜ、7年前にカイコを材料とした松本博士の論文発表は評価されなかったかといえば、それは和文による研究成果であり、わが国のカイコ関連の研究者のみに限られていたからです。 このように、江戸時代から第二次世界大戦前までのわが国のカイコに関する学術と産業は輝かしい実績があり、その中で第一工業製薬株式会社は、1909年に日本製で良質な繭の解じょ剤「シルク・リーラー」を発明し事業化をスタートしました。100年以上を経た現在、植物由来の新しい増粘剤、セルロースナノファイバーを世界に発信しています。同時に創業の原点に立ちながらライフサイエンス事業を設け、農学分野から誕生した大学発ベンチャー企業株式会社バイオコクーン研究所をグループ化しました 。独創性が高く持続性の期待できるケミカルライフサイエンス(化学生命科学)という新しい分野を開拓することで、医療費削減と地方創世のための切り札になる養蚕イノベーション🄬を実践していきます。

『幕末に海を渡った養蚕書』(東海大学出版部、2016)(左)『長野県蚕業試験場報告26~28号』(1934)(右)

※『養蚕イノベーション🄬』は、バイオコクーン研究所の登録商標です(登録番号第6244652号)。