[2020.12.09]
認知症とは?②
・「加齢によるもの忘れ」と「認知症によるもの忘れ」
もの忘れには「加齢」によるものと「認知症」が原因となるものがあります。「加齢による物忘れ」は、脳の生理的な老化が原因で起こり、その程度は一部のもの忘れのため、ヒントがあれば思い出すことができます。本人に自覚はありますが、進行性はなく、また日常生活に支障をきたしません。一方「認知症によるもの忘れ」は、脳の神経細胞の急激な破壊による起こり、もの忘れは物事全体がすっぽりと抜け落ち、ヒントを与えても思い出すことができません。本人に自覚はないが、進行性であり、日常生活に支障をきたします。
参考リンク:政府広報オンライン 暮らしに役立つ情報 「もし、家族や自分が認知症になったら 知っておきたい認知症のキホン」 https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201308/1.html